貴乃花親方

最近の報道を見て思う

メディアから拾うと貴乃花親方の

命式は以下のようになります。

丁 乙 戊 壬s47. 8/12 亥刻

亥 亥 申 子

日干乙木 1干2支4点

食傷丁火 1干0支1点

財帛戊土 1干0支1点

印綬壬水 1干4支月令16点

印綬が最強で、日干もそこそこ強いうえに官殺が有りませんので従強格が取れます。喜神は水木 忌神火土金 となります。

従強格でありながら、しかし破格の原因となる財戊土、食傷丁火を月干と時干にそれぞれ持っております。昨年マスコミを賑した一連の騒動で、彼は圧倒的にマスコミを敵に回し、今までの印象とは違う一面を見せました。しかしこの一連の騒動、スキャンダルは元をたどれば、部下目下を表す時柱の不幸な出来事から始まります。時干の忌神食傷は命式のなかでは、根のない弱さでいる間は、忌神では有りますがそれほどの大過はなく過ごせていますが、一たび根となる五行を含む支、つまり火行を含む十二支が行運で来ると、がぜん凶意を発動し始めます。従強帯児として凶格が成立するからです。貴乃花の命式の格は従強格ですから、従神である喜神は印綬です。食傷は印綬と剋し合います。よって従強格という格を破格させる要因を持った食傷は命式の中では有って欲しくない五行です。最忌神になります。大らかでサービス精神が豊富な喜食傷の象意とはまるで逆に、固くなに自己の考えや自説にこだわる、頑固で懐の狭い考えに固執する忌象意と時干が表す宮位の弟子が原因の不祥事やスキャンダルに始まりますが、一方で昨年の丁酉の丁は貴乃花の命式に有るたった1つの喜神である年干壬を干合去します。壬は従強格の従神です。これを取られると完全に破局です。年干の喜神印綬壬は彼の今までの大衆からの支持、人気を表しますからこれを取られ失くした昨年の貴乃花に世間、大衆からの人気や支持を失うような出来事が起き、そしてそれが起因で社会での活躍の場を失うことに繋がって行きました。そして今年は干合去して取られていた、従神印綬壬は戻って来ましたが、今年の年運戊戌は彼の命式のもう1つの忌神月干の戊と重なります。

つまり忌財の干が2倍になり、悪いことにこの忌財干戊は命式では無根でしたが、今年の年運戌の中に戊土の根が有ります。

つまり忌財土と忌食傷火の両方の根が来て、両方の悪意に見舞われています。財は金銭的な収入や稼ぎ、そして男性にとっては嫁、妻を表しますので、最近の週刊誌の見出しを見て、ふと感じたことは上記のような

貴乃花の年運と命式である元運との関係から出てくる象意です。

なんとか今年を慎重に乗り切ってほしいと願う元応援する者の1人です。