先回のこのページで次回に
お伝えしますということで
お待ち頂いていた男性の命式を示して、運期が悪い間の
苦労がやっと好運期にはいり
5年間の紆余曲折、我慢、努力辛抱の甲斐あり 好転した運勢の例題の解説をしなければ
なりません。
丙 庚 庚 丙
〇 〇 寅 〇 個人のプライバシー保護のため、ここまでしか示すことができませんが この男性は日主庚金で丙火が強く
出ており印綬が有りませんので、従殺格になる命です。
大運で癸の運期に入るや、途端にそれまで頑強で体力には自信がある身でしたが、体調を崩しました。従神の丙官殺を癸食傷が
尅します。傷官見官の凶さです。年干の傷官見官は職を失う悪さです。 病気の原因がなかなか判らず、あちこち病院を転々としましたが、そうこうするうちに、とうとう会社を解雇されてしまいました。まだ結婚したばかりだったので、お嫁さんや
お嫁さんの実家にも心配をかけ、彼や実家の両親もひどく苦悩の
日々を送りました。しかし癸の大運が終わりに近ずく頃にやっと病気の原因が判明し、核心の治療に入ることができ、無事回復を果たしました。そして次の大運の巳(喜神の根)に入る一歩手前ですが、なんと希望の職種で再就職もできました。それも以前に勤めていた会社より数段大手の会社に入ることが出来ました、待遇もかなりUPです。
凶い時期でも 腐らず、諦めず頑張って、希望を捨てないことの
大切さを、私は今回も痛感しました。
運期の低迷する時は自己改造するチャンスでもあります!!
「次に来る好運期に備える準備期」と捉え、努力を続けることが
大切だなぁ~と 私自身にもいい勉強になりました。