大運で地支の合冲は重要

先日 ある生徒さんのお取り計らいで 我が家に奈良から宮司さんと神様のお使いのような心清らかで神事にお仕えされている女性が来て下さいました。我が家のことを色々と内外部からアドバイスを頂きその後、皆様と一緒に氏神様の多井畑厄神さんにお参りさせて頂きました。日本最古の厄除神八幡宮であることや

一の谷合戦では源義経が参拝し祈願したという歴史と由緒ある有難い氏神様であったこともあまり知らず、毎年初詣に参拝することくらいでしたが

改めて人生の運期の変化変遷の山あり谷ありのなかで、大難を小難でとどめて頂くように、神様ずっと

、カルロスゴーン氏ですが

彼は1954年3月9日生まれです。

命式にすると 甲 丁 甲

       子 卯 午 になります。

甲が卯月に生まれ月令を得て非常に強そうです。

生時を推定子刻で取ってみました。 

   甲 甲 丁 甲

   子 子 卯 午 となります。従旺格です。

甲木参天 正に天にも昇る大出世を成しました。 

月丁は木火通明の吐秀の食傷であり、素晴らしい頭脳と芸術性の

表現力、企画力 社会対応能力の優秀さを感じます。

しかし、そんな優秀な人でも人生に苦難な時期はやって来ます。

大運が59歳から癸酉に入り、今年の64歳から後半の酉運期に入り

ました。癸運は喜神の印綬ですが、丁の吐秀である食傷を弱め始めます。そしてついに酉運は、従旺格の従神の根卯を冲します。

正に仕事運の柱で強い自分を失います。従神の根はここしか有りません。自分を支えていた柱の根っこをガーンと打ち砕かれた

ようなものです。喜神の根がたった1つしか無くて その喜神が

働かなくなり、ガタガタと今までの人生が崩れて行ったのは

以前お伝えした、元貴乃花親方とよく似たパターンです。

ただ今年は戊戌の年運だったので、戌が卯酉の冲を抑えていたので、この時期まで表に出なかったのか この程度で済んだのかも

知れないと思います。従神にただ1つしか無い根を取られる時は

生命線を取られるに等しい危なさが有ります。

改めて 人間の人生の不思議を思います。