行運での命式の変化が重要

命式のなかの天干や地支と行運でやって来る干支との干合や合冲が来て起きる事柄は

その変化が起きる命式の柱が

表す事柄に変化が起きると

考えます。

例えば年干年支なら、社会運としての事柄に何かしらの

変化が起きる運期とみます。無作用だった年干と月干が大運の支で作用を始めると、その作用を始めた年月の天干が喜神にあたる

場合は忙しくなり、その忙しさは嬉しい悲鳴になり社会的な地位が上がったり、社会的に認められて信用度が増すので儲かったり

します。反対に忌神が作用を始めるとこの逆になります。

この喜神か忌神かは、本来の元運、つまり命式で無作用のまま

命式の格を出して喜神、忌神を求めて判断します。

またあるいは、干合去という作用で忌神が取り去られた場合は

一時動きが止まり暇になったりしますが、これは今まで無駄な動きをしていたものが正常に戻る過程であると考えられます。

いずれにしても、子平推命で元運と行運との関連をみながら、運勢の起伏を出すなかで、この干合、合冲の作用はとても大切であり、同時に驚くほどの的中率で人生の変化を教えてくれます。

四柱推命では、五行の強弱に基ずく推命をしませんから、ここまでは出せないのです。