大運の解説

先回に、変化干合した印綬が強くなっているが、元々の時干の官殺が日主より強く最強のため、従殺格にも成らず、かと言って従殺格にもならない内格の身弱命式をご紹介しました。

辛 乙 辛 丙

巳 酉 丑 申  

    癸  

この男性の大運の吉凶を看てみます        

順運の巡りになります。

第1運 壬寅

第2運 癸卯

第3運 甲辰

第4運 乙巳

第5運 丙午

第6運 丁未

第7運 戊申

第1運から喜神の印綬、比劫の運が始まり、第4運まで続きます。

この方は四柱推命では 弱い日主の乙が両方から辛に挟まれて

これでよく社会生活が、会社勤めができましたね~と言われた

そうです。現実は小学校の時から喜神の印綬の働きで、学校では勉強の成績も良く、学級委員などをよくしていたそうです。

そして中学校の頃から理系の成績は学年でトップクラスだった

そうです。高校も優秀成績で大学、社会人と順調に進みます。

途中大運の各柱の後半運では命式と合やチュウが発生して

紆余曲折が有ります、また時干の忌神辛金が強まる時や庚金が行運で来る時に災いが起きてはいるものの、命式の強みである

喜神の年干 月干が強められる大運がこれだけ続けば、社会で

立派にやっていける命です。

子平推命での鑑定の醍醐味を充分に知らせてくれる命式です。