真象 仮象 について

先日 主人の命日に次男と一緒にお墓にお参りしました。 帰ろうと思い、ふと空を見上げると まるで飛行機やジェット機の軌跡のような雲が

1本の線になって上がっていました!! 珍しい雲の形に何か意味があるような

気になるものを感じましたが・・

さて 先回少し触れましたが

命式の格にも「真」「仮」が

あると。つまり 「真の格局」 「仮の格局」が有ります。

「真の格局」は月令を得た五行や月支蔵干の五行で格局を構成している命造です。 一方「仮の格局」は月令を得た五行が天干に無く、命式の中で一番点数の高い五行で格局が構成されている命造を言います。できるならば格局五行は月令五行で構成されていたいものです。 格局五行と月支提綱が違う場合は 本人も何かしら自分の目指すもの 目標とする生き方に

違和感を感じます。例えば 次のような命式です。

年から 壬寅 壬寅 壬辰 壬寅 この命造は日干を含めて

全て壬水であり、比劫が一番強いので「従旺格」になりますが

この従格は日干陽干が気に従ったものではなく、水の五行の強さのみで成局しています。 本来の月令五行は甲木で食傷です。ここに本人の感じる内面的なアンバランスというか

この命造主に従旺格的な気質の良さや行動力はあまり感じられません 根の無い脆弱な比劫である為です。行運で壬水の根が来て「真の格局」が成局した時に「従旺格らしさ」の良さが出ます。

次回はこの命造以外で「仮の格局」が「真の格局」に変化した時に起きた 運勢の変化を お伝えしたいと思います。

お楽しみに!