河井案里元議員の命式から

2019年の参議院選挙違反の裁判で有罪判決を受け議員辞職をやっと表明した彼女の命式から 考えてみました。マスメディアからの情報では1973年9月23日の

生まれになっている ここまでで 年柱から 癸丑 辛酉(辛)壬戌になり 時柱は

不明ですが ここまでの段階で天干には印綬辛と比劫壬癸水しか透干していません

しかも辛印は月令を得て1干3支27点の強さです 印と比劫しか無いかも・・・

従強格かな?!と思いながら 彼女の大運をみます 順運の5年運期です

45歳から丙寅運に入っています。数え歳で今年は49歳になりますから 最後の丙

運です 命式の辛印と干合して 変化する要素の支を命式にも大運支にも持っていないので 大切な印綬辛を干合去されています!! これや!と思い彼女の過去の経歴や当選 落選 結婚の時期などをみていくと 恐らく生時は甲辰時です。

癸丑 辛酉(辛) 壬戌 甲辰 金印1干2支9点 水日主2干1支4点 

木食傷1干0支1点

つまり従強帯児の凶格です。が 命式では甲の根辰が日支戌と冲して動いていません

し、時干にあって直接月干の従神辛印に作用しませんから事無きを得ています。 

しかし45歳からの大運では 丙寅の大運支に甲木の根寅が来ています。前半の丙で従神の印綬辛を取り去られ、後半は凶神の根が影響を落としている大運に突入している最中の2019年の参議院選挙でした!己亥年です この年の己は凶神甲を干合去していましたし地支は壬を支える亥でしたが 亥の中に甲の根が生きています。

昨年は喜神の庚子年でしたが 彼女の元々持っている壬辛の2干1組の吉格の代役は庚にはできませんでした。その意味では今年の辛運も命式の月干辛はいませんから

代役は叶わずだったのでよう しかしある意味 喜神の印綬の判断力で 控訴せず

罪に服す決断をしたのは、せめてもよい判断ができたのではないかと思えます。

彼女が結婚したのも大運甲運の中でした、やはり忌む運期の結婚は結果が良くない

ことを物語っていますし 命式の日支戌の中には忌財忌官殺の根があり 時支辰との

冲去ですが 晩年の穏やかではない家庭生活 夫婦関係を表しています。

従強格は印綬に従う命ですから 彼女自身 名誉 賞賛 人気に生き甲斐を感じ

他からの評価、応援や支援をよりどころとする命式のタイプですから 甘い話では

あっても 当時の政府の絶大な力、夫のうしろ盾に疑念を抱くことは無かったのかも

知れません。 命式の従神の干や支が行運で損傷したり 取り去られる時の運勢の

逆転の怖さ! かつてのカルロス・ゴーン氏を彷彿させるものが有ります。

またもや 子平推命の的中率の素晴らしさと 人間の不思議を思いました!!