地支の重要さ 安倍元首相の命

地支の働きは命式の中の天干五行を支える重要な役割とみます。

子平推命では、命式の喜忌を定めるうえで

五行の強弱を測り 命式の格を決めますが その要となる地支は月令を得ていれば 人元為用事之神 譬之宅也 と 滴天髄にあります。

安倍元首相の命式においても 命式の中で天干を支える重要なところの地支が

足りなさ過ぎます。 そこに今年の強い寅という忌神の地支が来ました!

陽支動且強 速達顕災祥 陽支はその作用が動的で且つ速達にその象意が顕れる

陰支静且専 否泰毎経年 陰支はその作用が静かで且つ一途であり否泰は年を経て

から顕れる 滴天髄より

安倍元首相にとって 月干の忌食傷が年干の最も強い忌財を強めている今年、

月干の忌食傷 つまり 余計なアピール パホーマンスが社会において忌財に

繋がっています(財は生命力も表します)現在は大運は喜神の比劫運に入っていますが 命式の比劫には根が在りません つまり通根していない比劫が増えても ほとんど役に立たないことの証です。 

命式の身強 身弱 又は 従格にしても「格」を推察し定めるのは子平推命で

基本的に重要なことですが「格」だけでは何もハッキリしません。勿論良し悪しも

決められません!

格が解れば 喜神 忌神が解りますが その周りにある 五行の強さとの関係性が

大切です そして 行運でやって来る 五行が命式に与える変化です。

とは言え 忌む食傷生財が強まり命を落とされたのは なんとも運命の不思議を

感じます。また紫微斗数占術でも 透派の古典の中に 大限命宮が遷移宮に在り

小限も重なり 主星の貪狼星に 火星 鈴星 擎羊 陀羅 天空 地劫などが

加会する年は出先で 暴漢などに襲われるとありますが 安倍元首相は正に

紫微斗数命盤は大限命宮が今年から、貪狼の遷移宮、小限命宮も同じところに重なり三方から凶星が加会していました。

何か目に見えないものを感じるのは私だけでしょうか!!

ご冥福をお祈りしながら 考えてしまいました。